愛してるぜぇ!!

今日も一日、いつものように非常勤で病院の患者さんに声かけしたり、
騒いでた患者さんをしばき、
新作『90%黒豆プリン』を購入して帰宅途中。

気分を表すならホクホク。

いつも小うるさい自称3丁目の秩序の園城寺さんは風邪でダウンしたし、
同僚の女の子から分けてもらってお弁当のサンドイッチは格別だったし、
もうちょっとしたミスも笑って流せるくらいの寛大さが備わった本日夕方。

「あーもしもし副長さんどうしたんです?えぁ・・・近藤さんが・・は?おたふく?」


前触れもなく携帯が鳴り、着信が知り合いのものだと見るやすぐに出た。
ほぼ真横を照らす夕日がまぶしい。

「え、今すぐって・・・・あのー忘れてるかもしれないんで言いますけどね、あたし薬師なんですよー?医者じゃなくて。病気の治療なら屯所常勤の医師か病院行ってくださ――い゛っ!?」

『――――っ!!』

面倒くささ全開で拒否すると、途端に携帯電話越しから怒鳴りつけられた。

あててて・・キーンって、キーンってなった。
酷い。
鼓膜が使い物にならなくなったら責任とってもらおう。

「わっかりましたー!行きますよ行けばいーでしょ?近藤さんがおたふくでほっぺた片方大福詰めたみたいに腫れ上がってんでしょ??」

『ちっげーよ馬鹿!おたふくなのは医者の方で、近藤さんは殴られたせいで片頬が野球ボール詰めたみたいに腫れ上がってんだよ!!』

馬鹿って言うな、馬鹿って言い返すぞ馬鹿。
近藤さんのほっぺたの大きさなんて正直どうでもいいしー・・・なんて、医療関係者にあるまじき事を考えていたなんて知りません。
つか、大福でも野球ボールでもそんだけ腫れてりゃ大したことだよ。

迷惑だから喧嘩は外でやれ!

結局副長さん直々に招集食らったあたしは、プリン片手に近藤さんの怪我の手当てを行った。

彼の左頬は拳で殴られたというよりも打撃を食らったような怪我で、衝撃が強かったのか脳震盪も起こしてた。
なんだろう、この人おやじ狩りにでもあった?
とか、適当なことを副長さんに聞いても詳細は教えてもらえないまま。
苦虫噛み潰した様子で、医務室だってのに煙草をスパスパ。

「屯所唯一の禁煙ルームを副流煙で侵すなヘビースモーカー」
「そっちこそ、医務室でもそもそプリン食ってんじゃねーよ」

煙草よりましだ。
一日の終わりを謳歌しようとしたところで召喚されたんだからたまったもんじゃねえ。
ちょっとばかしヤサグレたっていいじゃないか。人間だもの。


「しょうがないから今日このまま宿直するわ」
「いいのか?送ってくぞ」

「口の堅い副長さんの所為で怪我の詳細知らないんだよねー。近藤さん急変して対処出来る人がいた方が良いに決まってるでしょーが」
「そうか、悪ぃな」
「今度プリン奢ってくれい。ま、心配するほどの怪我でなし。大方、総悟に仕返ししようとフルスイングした刀が近藤さんに直撃したんだろう
しねーよ!?俺ぁそこまでノーコンじゃねえ!!!」

「じゃあ、もう山崎くんのミントン直撃しかないじゃんか!
「「しか」ってなんだ。犯人限定されてんじゃねーか!?なんで身内の犯行に仕立て上げる!!?」
「や、なんか昼ドラみたいな?家政婦は見た!的な?」

・・・うむ、ここまで言っても語らずか。
近藤さんが起きたら聞いてみよう。
・・あーなんかさっきよりも腫れてきてるなあ。
やっぱ様子見た方がいいわ。

「まあどうでもいいや。空き部屋使うよー?」
「オイ、今どうでもいいっつったか?」

―――翌日。

近藤さんの症状は(左頬が野球ボール詰めたくらい腫れ過ぎて、左目まで完全に開ききらない状態だけで)本当に大したことなく、朝に起きた近藤さんのガーゼを取り換えるだけで終わった。
何故か鏡で自分の顔見たがってたけど、無言で拳で鏡割って黙らせた。

「近藤さん、見苦しいもの態々見る必要ないですよ」
「え?見苦しいってなに?」

痛みさほどないのにそんだけ腫れてちゃあ、見た瞬間痛みが増すに決まってる。
こういうのは気の持ちようなんだよ近藤さん。
あなた迷信とかそういうの影響されやすいんだから。


近藤さん見舞いにきたつもりで遊びに顔を出した総悟としばし世間話をし。

「あ、そういえば今日非番だ」
「暇なら昼飯奢ってくれィ」
「あんたが金出せ高給取り」

みたいな感じで、総悟と約束を取り付けた。


「んじゃ、いったん家帰るわ。緊急招集で着替えてないし、ちゃんとお風呂入りたい」
「そうだねェ。汗くせ―女と一緒に飯なんか食いたくねーや。さっさと行って来い」
「げ、汗くさいの!?」
「女性に失礼なことを言うな総悟。ちゃんはいつだってフローラルな香りじゃないか」
「いつでもってなんで知ってるんすかキモイ」

さらっと本音が出た。
まあ、あたしはいつだって本音はポロポロ出るけど。

デリカシーのない総悟に、ゴリラ臭付いた近藤さん使用済み枕を投げつけてやった。
枕叩き落した直後に、総悟が「加齢臭?」とかつぶやいのは、近藤さんの耳には届かなかったようだけど。

―――・・・・。

「ふいー!きっもちいいー」

家に帰宅し、そのまま風呂場に直行。
寝不足も少しばかりあったけど、これで目が覚める。
しかし気持ちいい。
朝風呂は夜に入るお風呂とはまた違った気持ちよさがあるんだなあ。

うん?主人公にあるはずのサービスカット?
ないよ。ないない。
デリカシーのない野郎どもから色気がねえとかボロボロ言われるんだから。
色のねえあたしの肌見てどうするよ。
・・・んで・・・お昼まで時間があるから、どうしよう。

ぐぅー。

「・・・・・・みたらしにしよう」

・・・しょうがないじゃん!
晩御飯はプリンが1個!
真撰組の晩餐は戦場なのでまともに食えず、朝ご飯も取らずにここにいるわけだからねっ。
非常食に袂にいれた甘納豆があたしの空腹を繋いでたんだしょうがないじゃん!!
・・って誰に言い訳してんだあたしは。

脳みそにいる複数の自分(別に多重人格じゃあないけど)と会議を繰り返す。
結局、近くの甘味屋で団子見つくろってから真撰組で時間をつぶそうと考え身なりを確認してから再び家を出た。
昼も食うのに食べ過ぎ?ばーろい、甘味は別腹じゃあ!
帯の下であたしの獣がのたうってるよ。
ぐるぐるごろごろ言ってる。ネコ科かお前は。

・・・なんか、テンション可笑しくないか自分?
あれか、徹夜した後にやってくる妙なハイテンションだなこれ。


「おはようございまーっす助さーん!みたらしと餡子とウグイスと醤油とゴマときなこ、とりあえず5本ずつー!」
「おはようちゃん!今日は早いねえ。そんだけ食べて大丈夫かい?」

「なんであたしが全部食べるような話になるんすか。テイクアウトですよ」
「そうかい。それは悪かったね。今日も職場の人たちとかい?」

「まあ、そんなところです。ひとりでもそもそ食べ足るとあちこちから羨みの視線を寄越す連中なんで」
「モテる奴はつらいねえ」
「助さんちの団子は美味いですからねえ」
「ああ・・うん、まあ、それは光栄だね・・・」


常連特権をいかして、おまけに貰った3本のみたらしをその場で食べたことで腹の獣を鎮めることに成功した。
よしよし、ステイよステイ。
お前はやればできる子だと思ってたよ。
真撰組に向かってふらふらと散歩する足取りで街を歩く。
お風呂に入った後の所為か、通り過ぎる風がすごく気持ちいい。
今度から朝シャワーを取り入れようかな。
本当に気分まで心地いいんですけど。


「なんか気分いいから、総悟の昼ごはん持ってもいいかな〜」
「そうですかィ。じゃあ、お言葉に甘えてがっつり御馳走になりまさァ」

「おおう!?」

なんか、あたしの呟きを一番聞かれちゃあいけないヤツの、声が、真後ろから・・・。
おおう!!?

後ろを振り返るとニタアとした笑みを浮かべて沖田総悟は立っていた。
懐に何故か紙くずを山の様に詰めたバケツを持っていて、しかしそんなこと気にしていられない程のハニーフェイスは鼠を見つけた時の猫の様だ。
・・・・・・・・・気を取り直して。

「――で、その紙くずなに?」
「話の逸らし方下手クソだねィ。まあ、今はそれよりも仕事でさァ」
「仕事・・・その電柱に張り付けてあるやつと関係あるんだ?」
「なんでェ分かってんじゃあねーか。頭の弱い隊士たちがいきり立った結果がアレでさァ」

あたしが指を指した先には、無地の白い張り紙に汚い字でこう書かれている。


――― 白髪の侍へ!!
てめぇコノヤロー!すぐに真撰組屯所に出頭してこいコラ!!
一族根絶やしにすんぞ――真撰組 ―――


もう、この張り紙を見た瞬間、真撰組の仕事やめようかなあとか思ったもん。
手に持った団子を真撰組から万事屋の人たちにくれた方が良いかなとか考えてたもん。

つまり、他人のふりを決め込みたかった。
ほんと張り紙見た瞬間「頭悪っ」とか口に出しちゃったし。
まあ、それと同時に、昨夕近藤さんの治療に呼び出されたことを思いだしたわけだけど。

「・・・近藤さんが関係しているのはなんとなくわかるけど。もうちょっとやりようがあったんじゃ?」
「まあなァ。これじゃあ真撰組が刀振り回すだけの脳ミソねえ連中だって、印象悪ぃから。こうして張り紙回収しつつ白髪の侍探してんでさァ」

「(今更印象なんて、それほとんど的射てんじゃん?)」
「なんか余計なもん考えやしたかィ?」
「イイエナニモ?」

これじゃあ、この街にいるお年寄り根絶やしにしかねないな。
そもそも白髪の侍って・・特徴が極端で分かりにくいし。

人探しなら身長・体格・性別・特徴くらいは基本だろうに。
なんだ白髪って。
ジジイか。ジジイ探してんのか。

「おう、総悟勝手に消えんな・・ってじゃねーか。どうした」
「副長さんこそ。もしかして真撰組総出動ですか?」
「いやちょっとな。張り紙見たのか。おめーもこんなもん鵜呑みにすんなよ」
「あ、事実なのは総悟から直接・・・」

「・・・・・」

やべえ、墓穴掘った?

「あーあ。秘密だって言ったじゃねーかィ。後でハリセンボン呑ますからな
「秘密なんて聞いてねーよ!しかもその発音、魚介の方呑ませるつもりかっ?

――というわけで、結局近藤さんがどうして怪我したかまでを聞くことになった。
現場にいたらしい副長さんも詳細は分からないようだけど。


要するに女を取り合って、近藤さんと銀髪の侍(あ、白髪じゃないんだ)が河川敷にて決闘。
真剣勝負ならまだしも、汚い手を使った銀髪侍によって近藤さんは負け、そこでぶっ倒れているところを副長さんが発見して連れ帰ったと。

あたしはそのあとに副長さんに呼び出され、冒頭に戻るというわけだ。

「顔の広いあんたなら銀髪なんて目立つ野郎、知ってんじゃあねーかィ?」
「そういえばそうだな。・・・・どうなんだ?」
「銀髪、ねえ・・」

いるといえばいる。
銀髪だけなら該当する者は何人かいるが、汚い手を使って勝つ侍なんて・・・・ひとりしか思い浮かばない。
思いだすのはあのいやらしいニッタァとした笑みと死んだ魚の様な無気力な目。
最後に顔を合わせたのは、神楽ちゃんたち引きつれて家で晩ご飯食べた時か。
神楽ちゃんが口にいっぱいご飯頬張るの可愛かったなあ。・・・おっと逸れた。


「銀髪ってんなら、該当者はいるけど?他に特徴とか・・・うん?」
「おーい兄ちゃん危ないよー」
「ん?!」

聞いたことのある無気力な声が降ってきた。木材の束と一緒―――に゛!!?


「あっ・・危ねえだろーがあァァ!!

間一髪。
真下にいた副長さんは持ち前の反射神経で避け、あたしは総悟に腕を引っ張られて危機を脱した。
ほんとあっぶねえ!!
総悟、やっぱお昼は奢るよ。

木材落とした本人は、声のテンションと同じくのんびりと目の前の梯子から降りてきた。

「だから危ねーっつったろ」
「もっとテンション上げて言えやっ!分かるかァ!!」

「うるせ―な。他人からテンションの駄目だしまでされる覚えねーよ」
「あ、いた銀髪」

総悟が指差した先には、屋根から下りて来た男。
安全ヘルメットを取った坂田銀時。
副長さんは一気に顔色を変え、ひとり納得した様に目に殺気を滲ませた。

「テメーは池田屋の時の・・・。そぉか、テメーも確か銀髪だったな」
「えーっと、君誰?のお友達?・・あ、もしかして多串君か?アララすっかり立派になっちゃって。なに、あの金魚まだデカくなってんの?」

銀時の独走に、副長さんの顔にはみるみる青筋がたってくる。
あたしはこのままこの人が斬りかからないかヒヤヒヤだ。

「ちょうどいいや。ちゃんこっちおいで―。その抱えてる甘ったるいの俺の為?イヤー悪いねー差し入れなんて」
「ちげーよ馬鹿。どんだけ鼻良いんだあんたは」
「じゃあ多串君俺仕事だから。はそれちゃんと残しといてねー」

言うだけ言って、銀は梯子に再び登りだす。
呆然と見送るあたし達。

「行っちゃいましたよ。どーしやす多串君?」
「誰が多串君だ」

「多串君が探してたのってあいつですか?」
「便乗すんじゃねー。、あいつ知ってたな?」
「まあ、」

家に晩御飯たかりに来るグータラですとは、この空気では言えない。
最近では更に性質悪く不法侵入する攘夷志士がいるし。
可愛い神楽ちゃんの存在もあって、天パの図々しさがマシに見えてきた程だ。
面倒は本当に好きじゃないんだけどなあ。

最近さらにいろいろと関わり合いが多くなった気がするし。
いつかはこんな板挟みが来るんじゃないかとは思ってたよ・・・・はあ。
あたしの苦悩を知らず、総悟から刀を借り、副長さんは刀を二振りひっさげる。


「はい?」
「お前には悪ぃが。あいつ、斬るぞ」
「・・・・あたしにそれを言います?」
「怨むなら怨んでいいぞ」
「・・・・・・・」

常に背中に覚悟を掲げる男はあたしの顔を見ずに梯子を上がって行った。
ありゃあ、カッコつけてるつもりかね?
少し離れた屋根で男ふたりのやり取りを観ようと、梯子を隣の屋根に立て掛け上る。

「まったく。真撰組守るためとはいえ、自分だけ泥かぶるなんざ本当に趣味が悪ィ」
「ホントホント」

「止めなくてよかったのかィ?俺たちとあの男にゃあ何の繋がりもねえが。、あんたの知り合いだろ?」
「止めて止まるなら、あたしがとっくに説得するわ。副長さんが拳で語るってならそれで決着付ければいいし、武士として刃を交わさなきゃならないってなら、テメーの魂込めてぶつかっていきゃあいい」

「おいおい。なんか男前だなちゃんは」

「「近藤さん?」」

そこには何故か先客が腰をおろして一足先に戦いを見物していた。
いつからそこにいたのか。
まあ、いきり立った真撰組隊士が誰を探しているのかくらい、当事者である近藤さんが分からないはずがないか。

隊士から相手を庇うためか、決闘の再戦を挑むか。
相手が銀時ならば、前者だろうとひとり自己完結。
あたし達の視線の先には、真剣をかまえる副長さんと、無気力な雰囲気で刀を鞘に収めたままの銀時。
お互いの心持もまったくの正反対に違いない。

「あれが近藤さんを倒した奴ですかィ」
「ああ、なかなか手強いぞ」
「汚ねー手を使われたんじゃあ?」
「あーうん。そうなんだけど、そういう意味じゃなくてね」

「あ、やられた」

じっと観戦していたあたしの一言に、近藤さんと総悟が口をつぐむ。
銀時が副長さんを蹴倒し、転がる直前に刀で副長さんは銀時の肩に斬り込む。

一触即発。

どちらかがへまをすればきっとただでは済まない。
池田屋の時と違うのは、ここに総悟の横槍が入らないこと。

「お、刀抜いた」
「ここで勝負つける気か」
「・・・・・んじゃあ、あたしはこれで!」

「「・・はあ?」」



いきなり退散を宣言するあたしに驚いたのは、もちろんこの場にいた男2人だ。
決着をつけるという場面でこれだ。
男としてはこういうのは最後まで見届けていくべきなんだろうけど―――忘れてもらっちゃあ困るんだよなあ。

「あたし、これでも薬師なんですー。んじゃ、悪いんだけど総悟、お昼はまたあとで。このお団子あげるから許せ!」

「ええ!ちゃーん!?」

ポカンとする近藤さんと呆れたように溜め息つく総悟に背を向け、あたしは団子の包みを置き去りに副長さんと銀の上った梯子の下へ。
ここから下りてくる怪我人の手当てをせにゃあならん。

「あっれー?ちゃん俺の差し入れは?」

肩に傷をこさえた銀パが下りて来た。
ったく、金にがめついくせに、こういうときに損害賠償請求しないんだから。
このカッコつけ。
最後まで締まらないのも銀時の専売特許だろうが。

「ばっかもん。んなの食ったって傷口塞がらんでしょうが!ほら、原チャリ運転してやるから病院行くよ銀」
「銀さん、ちゃんちで昼飯が良いなー。ていうかちゃんは免許持ってたっけ?」
「金がないからって家にたかるな。金銭請求するぞ」

「あてて、もうちっと丁寧に扱えよ。デリケートなんだから。で、ちゃんいつ免許」
「しゃあないなあ、治療終わったらお昼くらい作ってやろう。その肩じゃあしばらく安静だから」

「だからちゃん、免許・・・」

銀時のスクーターにまたがり、怪我人を後ろに乗せて、あたしは有無言わさず急発進した。
あ、これがアクセルか。

え?免許?
んなの・・・まあ、なんとかなるだろう。たぶん。

「ちょ、ねえ聞いてる!?ちゃあぁーんん!!?」

ごめん。なんも聞こえない。

あっはー。カッコつかないのは自分だったという落ち。
ヒロイン特に何もしてないっすね。一時的に男前になりますが。
戦況より状況を見てるのが彼女です。
医者でなく薬師なので、銀時は病院へ強制連行です